menu | 【topページ】 【2005年の旅】 【ラムチュン】 | ||
【2003年の旅】 【サパへの行き方】 【地図】 【少数民族】 【Tafin村】 【CocLyMarket】 【Sapa中心地】 【LaoCai】 |
ベトナムは54の民族からなる多民族国家です。 一番多いのはキン(京)族と呼ばれる民族。彼らがいわゆるベトナム人で、人口の87%を占めています。 残りの53の民族が少数民族になり、合計で約800万人いるそうです。 サパでは下の3つの少数民族の人たちに出会いました。 |
||||||||
ザオ族 |
モン族 |
|||||||
タイではヤオ族、中国では揺族といわれる民族と同じ民族で、中国の南部からベトナムに向けて幾度も移住を繰り返してきた。 ザオ族は7つのグループに区分される。 (1)赤ザオ (2)タイトズボンザオ (3)ザオ・ロ・ガン (4)銀貨ザオ (5)白ズボンザオ (6)青衣ザオ (7)藍ザオ 土間の家に住み、多くは焼畑で陸稲やトウモロコシ等を主に栽培する。棚田で灌漑による水稲耕作を行なう地域もある。 |
紀元前3000年頃、三苗という国を黄河と揚子江の間につくった中国四川省出身の苗族(ミャオ族)につながるという民族で、中国南部からベトナムへ移住してきた。 ベトナム人はメオ族と呼んでいる。 モン族は女性の衣装や方言などから4つの主なグループに区別される。 (1)白モン (2)花モン(赤モン含) (3)黒モン (4)青モン 数戸から数十戸の土間の家からなる集落を山の頂に近い斜面に作り、焼畑を行う。 鍛冶の技術に優れ、多用な農具を用いて陸稲やトウモロコシを栽培する。 棚田での水稲耕作も行なう。 |
|||||||
赤ザオ族 |
花モン族 |
黒モン族 |
||||||
赤い頭巾をかぶり、刺繍をほどこしたエプロン状の布を腰に巻いている。 巻きスカートの下にスパッツのように脚半を巻いたり、キュロットのようなものもはく。 刺繍は、人の形や自然の事物をモチーフにしたような模様。 |
色とりどりの糸で織られた布地に刺繍をほどこした上着とプリーツスカート。 上着は斜め合わせになっていて、その縁と袖には花模様などの刺繍があしらわれている。 スカートの下にはスパッツのように脚半を巻き、ゴム製のサンダルを履いている。 頭には派手な色のチェック柄や無地の布を巻いている。 |
インディゴ染めのシックな衣装が特徴。 ブラウスは前開きでカシュクールのようになっていて、その縁や襟の裏には刺繍がほどこされている。 大きな銀のネックレスやイヤリングを重ねづけしている。 頭は結ってきれいな帯で留め、筒状の藍染めの帽子の中に入れている。 |