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手段 |
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サパへ行くには、まず中国雲南省と接する国境の町ラオカイを目指します。 ラオカイまではハノイから列車で約10時間、バスだと約12時間。 駅からサパまではさらにミニバスで約2時間。 このバス(25000d)は列車の時間に合わせて出ています。 ハノイのカフェにはサパへ行くツアーもあるようです。 わたしはハノイを夜出発する列車のソフトベッドを利用しました。 |
ベトナムの列車 |
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列車 |
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列車はシートの種類によって料金が異なります。 料金体系は、高い順にソフトベッド→ハードベッド→ソフトシート→ハードシート。 一番料金の高いソフトベッドは定員4名のコンパートメントで、安物のソファベッドのようなシートが上下2段になっています。シーツと毛布付き。 下段の下には荷物が収納できるようになっていて、下段のベッドは起こすと座席になります。 外国人が利用するのは大抵がこのクラスで、乗客はほぼ100%外国人。 次のクラスのハードベッドは6名用コンパートメントで、上中下の3段構成。 ソフトシートはリクライニングの付いたクッション座席。 ハードシートは木でできたベンチのような箱席です。姿勢が良くなりそうな感じです・・・。 この他に、ヴィクトリアホテルが運営する車両の『ヴィクトリアエクスプレス』があります。 これはホテルの利用客のみが予約可能な車両で、一般客は立ち入ることもできません。 車両の内部はそれはもう豪華な2人用コンパートメント。食堂車まで完備しています。 けれど、一般車両もヴィクトリア車両も同じ列車の一部分なので、音・揺れ具合はどこも同じ。 ベトナムの列車はとにかく音がうるさいです。そして、揺れる、揺れる。 ラオカイまでの途中、いくつもの駅に停車する度にものすごい轟音とともに急ブレーキ。 これで起こされます。行きの列車ではわたしは結局、一睡もできませんでした。 帰りは疲れていたのか爆睡で車掌さんに起こされる始末でしたけど・・・。 ベトナムの列車に乗るときには、耳栓が必須アイテムといえるかもしれません。 |
列車に乗ると貰える水のラベル |
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チケット購入方法 |
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わたしはハノイで泊まったPhanTaiHotelに日本から予約して手配してもらいました。 割高にはなりますが、時間がない場合や自分で入手するのが不安な場合などには便利です。 インターネットで予約できるホテルなら、出発前に日本からお願いしておけばスムーズです。 自分で取る場合は、ハノイの外国人用カウンターで買うことができます。 発券はシステムで管理されていて、英語も通じるみたいです。 乗車日の1ヶ月前くらいから購入可能で、当日でも席があれば買えるそうです。 (2004/6 Update) ↑の「PhanTaiHotel」のリンクですが、2004/6現在、見られなくなっています。 なので、ネット予約もできない状態となっています。 |
列車のチケット(ハノイ→ラオカイ間) |
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中国とベトナムの国境 |
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ラオカイ駅から2kmほど北へ行くと、中国との国境になっているキエウ橋(中国名:中越友好橋)があります。 わたしは駅前の食堂で「国境が見たいんだけど・・・」と言ってみたら、セオム(バイクタクシー)で連れて行ってもらえました。 国境のゲートは7:00〜16:00まで開くそうです。 写真撮影はダメと聞いていたのですが、ゲートが閉まっていた時間だったためか、好きに撮り放題でした。 |
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サパの町 |
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サパはフランス統治下時代に避暑地として開拓されたところで、当時別荘として使われていたようなコロニアル調の建物が多く見られます。 町はこじんまりしていて、20分もあれば一周できてしまうほどのエリアにホテルやレストランが集まっています。 その中心に古い教会があり、あちこちに石段や石畳がある独特の雰囲気を持った町です。 冬には雪が降ることもあるらしく、3月でも天気が悪いと寒いくらいで、夜は暖炉をつけた日もありました。 ハノイでは3月でも半袖でいいくらいなので気温もだいぶ違います。 標高1500mくらいの山間にある地方のためか、霧もよく出ます。 近くにはファン・シ・パンという3000m級の山もあるので、トレッキング目当ての人も多いです。 町の中心部にはサパ市場があって、食べ物や日用品のほかに、少数民族の布でできたバッグなども買えます。 市場の一角には、少数民族の人たちが作ったものを持ち寄ってフリーマーケットのようにしているところがあって、見ているだけでも楽しいです。 売りに来ているのはほとんどが黒モン族の人たちです。 彼らは住んでいる村から3時間以上歩いて町に出てきているようです。 市場以外の場所でも、黒モン族の人たちなどは外国人とわかると声をかけてお土産を売って歩いています。 右の写真は彼らから購入したものです。 写真: (上)Tafin村で買った赤ザオ族のバッグ(真ん中と右)とサパ市場で買った黒モン族のバッグ (中)黒モン族の女の子から買った口琴(音に譬えて「びょんびょん」と呼ばれていました^^) (下)黒モン族の女の子から買った銀のアクセサリー |
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ホテル |
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わたしが利用したホテルはAuberge/DangTrungです。 ここはネット予約ができるので、出発前に日本から予約して行きました。 ツアーオフィスを持つだけにツアーの種類は豊富で、希望を伝えるとすぐにアレンジしてくれます。 スタッフも皆若くて、英語やフランス語が堪能、いろんな相談にも気持ち良く対応してくれました。 わたしはホテルに着いてさっそく申し込んで、その日の午後に半日のタフィン村ツアーと、日帰りでコックリーマーケットへ行くツアーに参加しました。 他には、少数民族の家にホームステイできるツアーやファン・シ・パン登山などもありました。 ホテルのバルコニーからは景色を楽しめるし、お部屋には暖炉もあって素敵です。 2階にあるレストランのテラス席はお天気が良いと最高でした。 (2004/6 Update) ↑の「Auberge/DangTrung」のリンクですが、2004/6現在、見られなくなっています。 なので、こちらもネット予約もできない状態となっています。 あてにしていた方、お役に立てず本当にすみません。 PhanTaiもDangTrungも、一体どうしちゃったんでしょう。。。 |
ダンチュンホテル |